【ママ目線の映画評】『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 』【G】母娘で必見!

目次 目次

親目線の映画評

子どもと一緒に映画を観る際、軽いキスシーンならOKでも、濃厚なベッドシーンは子どもがいくつになろうとも気まずいもの。例えベッドシーンはなくとも、きわどいジョークが出てきたら、説明に困ります。
また一括りにアクションと言っても、血しぶきが飛んだり、首が刎ねられたりするシーンは、子どもと一緒には見たくないもの。悪質な暴言だって困ります。
R15+やPG-12、Gなど、子どもと一緒に映画を楽しむ際の指標はいくつかありますが、いったいどんなシーンがその根拠となったのでしょう。
子どもと観る際に、気になるポイントをチェックしてみましょう。

今回は、アメリカを代表する女性作家オルコット原作の不朽の名作、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』をご紹介します!
アカデミー賞6部門にノミネートされた期待作。公開が延期されていましたが、6月12日より、ついに全国で順次公開です!

これまでも何度か映像化されている「若草物語」。今作は、若い女性の心の機微を描かせたら当代きっての女性監督、グレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)が手掛けます。
主人公のジョーを演じるのは、26歳にしてすでに4度のオスカーノミネートを誇るシアーシャ・ローナン。
『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニーや、『美女と野獣』と野獣のベルでもお馴染みのエマ・ワトソンが長女メグ役で出演しているのも、親子で観るには嬉しいところ。

https://m.media-amazon.com/images/M/MV5BOWE4MzcwZWEtMDUzNS00ZTExLTgzODQtZGZkZWFjN2Q5M2ExXkEyXkFqcGdeQXVyODk4OTc3MTY@._V1_.jpg

個性の異なる4人姉妹の物語に、ママはかつての自分を思い出し、また、娘たちを思いやる母としての視線で見ている自分に気づいて、いつも間にか、成長してる自分にびっくり。若い頃に触れたのとは、きっと違う印象を受けることでしょう。

お姉ちゃんと同じようにさせてもらえないイライラや、逆に妹のせいで被る不条理な仕打ちに悔しくて歯ぎしりする思い、そんな、きっと誰でも一度は経験したことある日常がみずみずしく描かれ、お子さんはお子さんで、それぞれの年齢なりにどっぷり共感。観ていて逃げ出したくなっちゃうかもしれません。

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 』

https://m.media-amazon.com/images/M/MV5BOTYzNjdlZGUtNzk3OC00ODgyLWE1MWItY2ViZjljMGNmYWUxXkEyXkFqcGdeQXVyODk4OTc3MTY@._V1_.jpg

19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えない。この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢見ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンス・パーティで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで小説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは小説家として自立するため、ニューヨークに渡る――。

レイティングは【G】

本作の映倫によるレイティングは、G。視聴に年齢制限のない区分です。これは親としても安心です。
でも、例えヌードは出ないとしても、ラブシーンはどの程度のものか、乱暴なシーンはないのか、子どもと一緒に観るなら気になるものです。念のために確認してみましょう。

セクシャルポイント

特筆すべきポイントはありません。

バイオレンスポイント

特筆すべきポイントはありません。

IMDbペアレンツガイド

俳優、映画、テレビ番組、テレビ・スターおよびビデオゲームに関する情報のオンラインデータベース、IMDbに掲載されているペアレントガイドでは、以下の評価になっています。(2020年6月4日現在)

【Sex&Nudity(セックス/ヌードシーン)】 None(なし)
【Violence & Gore(バイオレンス/流血シーン)】 None(なし)
【Profanity(冒涜的シーン)】 None(なし)
【Alcohol, Drugs & Smoking(アルコール/薬物/喫煙)】 Mild(マイルド)
【Frightening & Intense Scenes(恐怖シーン/激しいシーン)】 None(なし)

全ての項目で、強度の低い評価となっています。
【アルコール/薬物/喫煙】がMildの評価なのは、パーティーでの飲酒シーンが登場するため。未成年に強要したり、重度に酩酊するなど、問題になるような描写はありません。

文学作品としても、ぜひとも押さえておきたい「若草物語」。19世紀の物語ですがちっとも古臭さを感じさせず、時代を超え、海を越えて、今の日本に暮らす私たちも共感する普遍的な物語。
この初夏、ぜひ母娘で見たい一作です。
モチロン!パパにもオススメ。女心のお勉強に、役立ててもらいたいところです!
(感じ方は人によって異なりますので、最終判断はご自身でお願いいたします)

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 』
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』) 原作:ルイーザ・メイ・オルコット
製作:エイミー・パスカル、デニーズ・ディ・ノヴィ、ロビン・スウィコード
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【6/12(金)全国順次ロードショー】

関連記事

おすすめの動画

「ころがスイッチ ドラえもん」で遊んでみた|奥野壮のおもレポ

ニンジャスポーツトイ「ニンスポ」