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百人一首が初めて世に出た日と言われている文暦2年(1235)5月27日にちなんで、日本では5月27日が百人一首の日として定められています。
藤原定家が親友に頼まれて和歌百首を書写し、これを嵯峨の小倉山荘(嵯峨中院山荘)の障子に貼ったと『明月記』という本に記されています。
藤野定家は、新古今和歌集をまとめたと言われていますが、他に百人一首の編集にも携わっていたんですね。
百人一首とは、藤原定家が百人の歌人の歌をひとつづつ集めた歌集のことです。
京都・小倉山の山荘で選んだとされており、小倉百人一首とも呼ばれています。
今から800年程前、13世紀前半に作られた大変歴史のある作品です。
「百人一首のうち一つも言えない…」「有名なのをひとつかふたつしか知らない・・・」なんて人も、かなり多いのではないでしょうか?
古典を専攻していた、文学部卒、読書好きでないと、なかなか普段の生活で百人一首に触れる機会はないですよね。
しかし、最近の子ども達は百人一首に結構馴染みが深いんです!
その理由は、子ども達が大好きなNHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の人気コーナー、「絵あわせ百人一首」と「百人一首劇場」にあります。
「絵あわせ百人一首」とは、小倉百人一首の上の句だけ読まれ、下の句の札を子ども達が当てるコーナーです。
「百人一首劇場」は、可愛らしい人形たちが劇形式で百人一首の和歌をコミカルに解説してくれます。
どちらも百人一首を知らなくても視覚的に楽しめますし、何度も繰り返し番組をみることで自然と和歌を覚えていく仕組みになっています。
我が子に百人一首に興味を持ってほしい!そう思うなら、いきなりかるたを買い与えるのではなく、漫画やアニメから入らせるのがオススメです!
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いきなり和歌から入るのは難しい・・・というお子さんには、まず漫画はどうでしょうか?
「漫画でわかる百人一首」は、可愛らしいイラストで百人一首の成り立ちや歌の意味、当時の文化や歌が歌われた歴史的背景を説明してくれます。
さらに、この人はあの歌を詠んだ人の子ども、この人はあの歌を詠んだ人の恋人、など、歌人同士の関係性まで網羅しているのが特徴。
それぞれの説明は割とあっさりしているので、百人一首の入門書としてオススメです。
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男の子にオススメなのが、ドラえもんの「百人一首で楽しもう ドラえもんの国語おもしろ攻略」です。
みんな大好きドラえもんが漫画形式で百人一首の世界について教えてくれます。
ドラえもんの漫画参考書は他にも多数出ているので、同じタイプの参考書に慣れているならこちらもオススメです。
歌の意味や解説から歴史背景、歌人の生い立ち、さらに理解度を確かめるクロスワードパズルや穴埋め問題もばっちり!
ドラえもんで楽しく百人一首が学べるオススメの漫画です。
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競技かるたを題材にした少女漫画「ちはやふる」
2016年には映画化もされたので、知っている方も多いと思います。
百人一首を使った競技かるたが話のモチーフになっているので、物語を楽しみながら百人一首の世界に触れることができます。
漫画だけでなく、アニメや実写映画もあるので好みに合わせて選んでくださいね。
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