【子どもと読みたい】LGBTなど多様性が学べる絵本6選

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「タンタンタンゴはパパふたり」ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル

ニューヨーク、セントラルパークで起こった実際の話を元に作られた絵本。
二羽のオスペンギン、ロイとシロはお互いが気に入り、カップルになりました。毎日一緒に泳ぎ、ご飯を食べ、巣を作ります。他のペンギンがするように、ふたりはたまごを温め始めます。毎日交代でたまごをしっかりと温めるふたり。周りのペンギンたちは赤ちゃんペンギンが生まれるのに、ロイとシロのたまごだけはいつまでたってもそのままです。そのたまごは、石のたまごだったのです。それを見ていた飼育員は、ふたりが愛し合っていることに気づきます。そしてそっと、他のペンギンが育てるのをやめてしまったたまごをふたりの巣に入れてあげると、温められて赤ちゃんのタンゴが生まれます。石のたまごを温め続けるふたりを見ると胸がきゅっとします。でも、最後まで読むと心がじんわり温かくなる一冊です。

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「レッド あかくてあおいクレヨンのはなし」マイケル・ホール

本当は青いのに、赤いラベルを貼られたクレヨン「レッド」の話。 レッドは赤い絵がうまく描けません。それもそのはず、レッドのラベルは赤だけれど、中身は青いクレヨンだからです。悩んだレッドは先生や友だちに相談しますが、みんなわかってくれません。みんなにはラベルしか見えておらず、中身の青まで見えていないから。でも、新しいお友だちがレッドの中身に気づいてくれて、レッドにあるお願いをします。すると・・・。きっと子どもはレッドの中身が青いことに気づいて、味方したくなってしまうはず。 クレヨンの色で多様性を表現していてわかりやすく、年齢を超えて心に響く絵本です。誰もがそれぞれの色を持っています。ラベルにしばられず、自分の色を見つけて輝いて欲しいという書き手の想いが伝わってきます。自分らしくいることの大切さについて、改めて話したくなる絵本です。子どもにも大人にもおすすめしたい一冊です。

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「ランスとロットのさがしもの」リンダ・ハーン

2001年、オランダでは世界で初めて同性婚が法的に認められました。そんなオランダで生まれた絵本「ランスとロットのさがしもの」は、ふたりの騎士が家族の愛を見つける話です。 ランスとロットは、ふたりで世界中を旅して暮らしています。楽しい冒険を目いっぱい楽しんだあと、ふたりはお城に帰ります。でもそこは暗くて寒くて寂しくて、何かが欠けていると感じます。来る日も来る日も考えたふたりは、子どもが欲しいことに気づきます。そこで、冒険に出ます。家族を探す冒険に。やがてふたりは子どもを迎え、惜しみない愛を注ぎ暮らします。

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「くまのトーマスはおんなのこ」ジェシカ・ウォルトン

世の中が決める「おとこのこ」の枠に馴染めず、自分がおかしいんじゃないかと悩むくまのトーマス。親友のエロールに「おんなのこになりたい」と伝えたら、嫌われてしまうかも・・・。でも、本当の自分を知ってもらいたいと勇気を振り絞って打ち明けたトーマスにエロールが伝える言葉とは。トランスジェンダーの父を持つジェシカが、自身の18ヵ月の息子エロールくんに伝えたくて作った絵本です。世間が決める性別を「おかしいことじゃないよ」と優しく包み込む言葉の優しさと、勇気に溢れる絵本。幼い子どもでも読めるよう、ひらがなとカタカタのみで書かれています。

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「ふたりママの家で」パトリシア・ポラッコ