保育 紙粘土 手元
粘土の種類
Top view of childs hand pressing the plasticine piece
たくさんある粘土の種類
100均でも何種類も販売されている粘土。
安価に手に入るものの、種類の多さに驚かされます。
「小さな子どもに使わせたいから、安全なものがいい」
「繰り返し使いたいから固まらないものがいい」
といったことを考えたことはありませんか?
粘土にはいろいろな素材があり、それぞれの違いを把握しておけば、どんな時にどの粘土を使えばいいか分かります。
まずはそれぞれの粘土の特徴を確認しておきましょう。
粘土の種類 | 特徴 |
---|---|
紙粘土 | 軽くさまざまな形を作りやすい粘土。 |
小麦粘土 | 植物由来の素材でできた粘土。 |
油粘土 | 重みのある粘土。 |
石粉粘土 | 乾くと固まり陶器のようになる。 |
木粉粘土 | 木粉で作られた粘土。 |
シリコン粘土 | 固めな素材だが、固まることがなく何度でも使える。 |
この他にも「樹脂粘土」「透明粘土」なども販売されています。
今も昔も、粘土は小さい時から親しむ遊びです。
油粘土や紙粘土を使っていたのを思い出す方もいるのではないでしょうか?。
そんな粘土遊びは、種類に関係なく知育玩具としてもいい効果が期待できるようです。
粘土は、保育園や幼稚園の小さい頃から楽しめる遊びです。
子どもによって、まったく違う個性的な作品を見られるのでおもしろいですよね。
そんな粘土は楽しみながらも、色々な効果が期待できるようです。
器用
シーサー作り
手先が器用に
子どもが、しばらく見ないうちにこんなことまでできるようになったの⁉と驚かされることもあるのではないでしょうか?
つまんだり、くるくる丸めたり、伸ばしたりと粘土は手先をよく使います。
何度も繰り返していくことで、だんだんと指の使い方が上手になっていきます。
遊びながらも成長を感じられるのは嬉しいですね。
カラフル
カラーセラピーボトル
色彩感覚が身につく
カラフルな粘土は、小さいころなら色の種類を覚えるのに役立ちます。
もう少し大きくなってくると、「赤」と「黄色」を混ぜると「オレンジ色」になる、といった色の変化を楽しめるようになります。
ただし全部混ぜると黒くなってしまうので注意が必要です。
我が家では姉妹揃って、カラフルな粘土を黒くしてしまいました。
せっかくカラフルな粘土なのに…と親は思いますが、でもそれも子どもにとってはいい学びになったと思います。
広い心で見守りたいですね。
発想力
Kids Children Early Education Icons
豊かな想像力
混ぜる・ちぎる・のせる・伸ばすなど、粘土ではさまざまな動作があります。
自分のイメージした形にするにはどうしたらいいのか?
どの道具を使えば、うまく作れるか?
といったことを考えながらつくることで、想像力が養われます。
色彩感覚を養うことにも通じる部分がありそうです。
知育玩具としても期待できる粘土は、ぜひ子どもの成長過程で使っていきたいですね。
でもたくさんの粘土の中で、どれを使うのがいいのか判断が難しいところ。
ここからは、用途別におすすめ粘土の種類をご紹介します。
こむぎねんど
出典元:Amazon
ハズブロ こむぎねんど プレイ・ドー 5色セット はじめてのねんど
小さい子どもが口に入れてしまうのが心配なときには、「小麦粘土」がおすすめです。
娘の保育園でも、年少さんになるよりも前から、手作りの小麦粘土をつかっていました。
ただし小麦粘土はあくまでも粘土なので、食べることはできません。
手作りですべてが食べられる材料で作っていても、のどに詰まらせる危険や、お腹を壊す危険もあります。
市販の小麦粘土にも、「食用ではない」「食べられない」といった記載があります。
またすぐに硬くなってしまのが小麦粘土の欠点。
比較的リーズナブルに購入できるため、頻繁に買い替えるつもりで使用しましょう。
こちらの小麦粘土は、むらさき・あお・しろ・あか・きいろの5色があり、たくさんの型抜きもセットになっているので、初めての粘土遊びにぴったりです。
米粉粘土
出典元:Amazon
デビカ 粘土 日本のお米でつくったねんど 5色入 093111
小麦アレルギーがある、という方には「米粉粘土」がおすすめです。
小麦粘土に比べ比較的乾きにくいというメリットもあります。
ただし一晩放っておくと固まってしまいます。
そのため作品として残しておきたい方も、米粉粘土はおすすめです。
「小麦粘土」「米粉粘土」とも、安全な素材でできてはいますが、必ずお父さんお母さんが一緒に見守りながら遊ばせてあげてくださいね。
最初は粘土ケース付きのものを選ぶと、保管が楽です。
シリコンねんど
出典元:Amazon
エジソン シリコンねんど 8色+1
粘土遊びが好きな子どもは、何度も繰り返し使えるものが便利です。
そんな時は、シリコン粘土がおすすめです。
シリコン粘土は乾かずに、ずっと軟らかいまま。
形を残しておきたい作品は、オーブンやホットプレートを使えば焼いて固められます。
またシリコンは、医療・ベビー用品にも使用されるほど安全性のある素材です。
安心して使用できそうですね。
このシリコン粘土は、あか・きいろ・あお・むらさき・みどり・しろ・透明・ちゃいろ・くろの9色。しかも焼くときに使えるシートもセットされています。
紙粘土
出典元:Amazon
夏休み工作に 環境にやさしく、くいつきがよく、のびがよく、手につかない!本格超軽量紙粘土(Kクレイ)Lサイズ
小学校の夏休みの宿題で工作をする…といったときには、自然乾燥で固まり色が塗れる粘土がいいでしょう。
おすすめは紙粘土です。
軽くひび割れもしにくいため、子どもには使いやすいです。
ただし乾燥し始めるのも早いので、作業は早めに行いましょう。
手につきにくい粘土なら、作業もはかどります。
粘土遊びは、多くのメリットがあります。
さまざまな種類があり、用途や年齢によって使い分けましょう。
出来上がった作品はどこかに飾ったり写真に残しておくと、成長の記録になるのでおすすめです。
子どもの成長のためにも、上手に粘土を活用していきたいですね。
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