子どもの頃に観たことがある作品でも、大人になってから観てみると、まったく違った観点で感動することができるのがドラえもん映画のすごいところです。
ただ、大山のぶ代さんのドラえもんで育ったパパ・ママ世代だと、リメイク版に抵抗があるという方も少なくないのでは?
しかしリメイク版は、現代のモラルや教育方針にあった表現やストーリーに変えられていることが多いので、子ども達と一緒に観るならリメイク版のほうがいいと思えることもたくさんあります。映像も、格段にキレイですしね(^^)
今回のランキングでは、オリジナル版とリメイク版がある場合、リメイク版を優先しています。
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ネッシーの話題から、恐竜はまだ地上に生き残っていると言い張って、仲間の前で大見栄をきって家に帰ってきたのび太。
ドラえもんのひみつ道具「◯Xうらない」でも、地球上には恐竜は生存しないという結果が出てがっかりします。
そんなある日、0点の答案用紙を隠そうと、「どこでもホール」を使ったのび太は、大きな空洞を地下に発見し、いつもの仲間たちと遊びに行くことに。
そこで行方不明になってしまったスネ夫を救い出すために、ドラえもんと仲間たちが向かった地底には、恐竜人が住む別の世界が…!
地底人から地球を守るためにドラえもんたちが戦う物語なのかと思いきや、実は、善vs悪という単純なストーリーではないのが、この映画の見どころ。
鮮やかに伏線が回収されていく、感動のラストは非常によくできています!
スネ夫がストーリーの中心になるというのも、ドラえもん映画ではめずらしいですよね。
公開が、大ヒット映画「ドラえもん のび太と鉄人兵団」の翌年だったため、ちょっと影が薄くなってしまっていますが、大人になった今だからこそ観てほしい、すばらしい作品です。
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小学校の「西遊記」の劇で、孫悟空役を出木杉に取られたのび太は、あきらめきれず「本物に似ている人が孫悟空になるべきだ!」と、タイムマシンで7世紀のシルクロードに向かいます。
そこで自分とそっくりな孫悟空を見つけたのび太は、さっそく仲間たちを連れて唐の時代に戻りますが、そこには孫悟空の姿はありませんでした。
その場をしのぐために、ドラえもんのひみつ道具「ヒーローマシン」で、のび太が自分で孫悟空のふりをするも、すぐにバレてしまいます。
しかしこのとき、ドラえもんがヒーローマシンを起動状態で唐の時代に置いてきてしまい、西遊記の妖怪たちが現実世界に!
ドラえもんと仲間たちは、世界をもとに戻すため、それぞれ西遊記の登場人物に扮し、再びタイムマシンで唐の時代に向かいます。
のび太が冒険を通して、格好だけでなく、本物の孫悟空のように成長していく様子や、仲間たちの信頼関係や絆に胸を打たれます。
「お前は孫悟空だよ!」
という、ラストのジャイアンの一言で涙腺崩壊…。
この映画を観てから30年以上経った今でも、主題歌「君がいるから」が、ふと頭の中で流れるほど印象的な作品です。
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ドラえもんのひみつ道具「絵本入りこみぐつ」を履いて、絵本『シンドバッドの冒険』の世界の中で遊んでいたのび太たち。
ところが、しずかちゃんだけが絵本の世界に取り残され、絵本ものび太のママに燃やされてしまいます。
そこでドラえもんと仲間たちは、しずかちゃんを助けるために、タイムマシンでアラビアンナイトの時代の中東にタイムスリップ。
奴隷商人に捕らわれたしずかちゃんが、希望を失いそうになりながらも、最後まで仲間が助けに来てくれると信じ続ける強さに涙…。
現実世界と絵本の世界がクロスオーバーする、異色の設定も楽しめる作品です!
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