大人の心も癒される絵本 おすすめ5選|いそがしいあなたに贈る

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①『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』

【作・絵】 ジェフリー・ブラウン
【訳】 とみなが あきこ
【出版社】 辰巳出版

「もし、ダース・ベーダ―が子育てしていたら……」そんな妄想を膨らませて完成したスター・ウォーズシリーズのパロディ絵本。実際の映画の中では、ルークやレイヤの子ども時代にダース・ベーダ―は関わっていません。父と子なのに敵として戦うという過酷な宿命を背負ったベーダ―卿と息子のルーク(4才)が、もしもの世界ではとても幸せそうな様子を見ると切ないけれど心が温まるのを感じます。

初めて見たときには「何これ?」と疑いのまなざしでページをめくったのですが、ベーダ―卿の子煩悩ぶりに思わず笑顔になってしまいました。内容としては、特別なことが描かれているワケでもなく、一般のパパとママがいつも経験しているような子育てのワンシーンが描かれてるだけなんです。

悲劇を背負った一家にとっては、叶わぬ夢となった家族団らんの風景。家族が一緒にいられる喜びというのを改めて感じてしまいます。ルーカスフィルム公認の絵本ですが、スター・ウォーズを知らなくても楽しめます。子育てで心が疲れてしまったときにもおすすめです。

ダース・ヴェイダーとルーク(4才)

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②『あさになったので まどをあけますよ』

【作・絵』 荒井 良二
【出版社】 偕成社

どんなに辛いことがあった日でも朝はやってくる。泣いていても、苦しんでいても、笑っていても、朝はやってきます。絵本を開くと、世界中の町、村、山などの美しい景色が広がります。窓を開けると見える各地の様子が、一ページごとに鮮やかで喜びを感じる風景として描かれています。作者の荒井良二さんが、東日本大震災のあとに作った絵本です。

ちょうど絵本が発売された頃、私は会社を辞めたくて悩んでいました。震災という一大事が起こっても私は何の役にも立てないし、ただこのまま会社の中で精神的苦痛と戦いながら生きていくだけなのかと。希望を見失っていました。

昼休み、ふと立ち寄った書店でこの絵本を見つけました。ページをめくったとたんに涙が溢れて止まらなかったのです。本の中から希望が溢れてきました。朝になったら窓を開けて、外の空気を吸い「おはよう」と気持ちよく言える毎日を送りたい。心の底からそう思いました。自分の意識をポジティブに変えてくれた思い出の一冊です。

あさになったのでまどをあけますよ

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③しろいうさぎとくろいうさぎ

【作・絵】 ガース・ウィリアムズ
【訳】 松岡 享子
【出版社】 福音館書店

「楽しくてしかたがないから、ずっとこのまま一緒にいたい。」そう思える相手と結婚したのなら幸せなことですよね。けれども結婚して夫婦になり、家族になると、いつしか出会った頃の新鮮な気持ちを忘れてしまいがちです。

家族になったからこそ、一番身近な人に自分の気持ちを聞いてほしくて、時にはツラくあたり、意地悪なことを言ったり、八つ当たりしてしまうこともあります。お互いに気持ちぶつけ合って仲直りできればよいのですが、夫婦のうち一方がワガママを聞いてもらうだけだと関係性はいつか破綻するでしょう。

「なぜこの人と結婚したのか?」と自分に聞いてみたときに、「いっしょにいるのが楽しかったから」だと思いだしたら、もう一度その気持ちを大切にしてください。絵本の中では、しろいうさぎとくろいうさぎが結婚する過程を描いています。愛情が自然に発生する様子と、自然界の中でどれほど美しく輝くかということを淡い色彩の優しい絵で描いている名作です。

しろいうさぎとくりうさぎ

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④『手袋を買いに』

【作】 新美 南吉
【絵】 黒井 健
【出版社】 偕成社

雪の中で楽しく遊ぶぼうやにきつねのお母さんは、手袋を買ってあげようと思います。そのためには、町にいって買い物をしなければなりません。人間の怖さを知っているお母さんは、子ぎつねの手の片方を人間に変身させて、「いいかい、この人間の手のほうを帽子屋さんに見せて、この手にピッタリの手袋をください」と言うんだよと言い聞かせます。

ところが、子ぎつねは間違ってきつねの手のほうを帽子屋さんに見せてしまうのでした。帽子屋さんは、「ギョッ」とするものの、子ぎつねにピッタリの手袋を売ってくれました。手袋が気に入ったきつねの子は、喜んでお母さんの元に帰ります。

手が冷たいと困るからと子どもに手袋を買おうとするお母さんの気持ち。心配しながら子どもの帰りを待つお母さんのドキドキした心。きつねだと分かっても、手袋を売ってくれた帽子屋さんの優しさ。子どもたちの育つ世界が、大きな優しさに包まれているとしたら、こんなに嬉しいことはありません。優しい優しい世界のおはなしに、心の中に小さな火がともり、ポッと暖かくなるような気分になります。

手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

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⑤『かいじゅうたちのいるところ』

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