松谷みよ子さんの「いないいないばあ」が、国内絵本で初めて700万部を突破し、ニュースでも取り上げられました。
そこで今回は株式会社トーハンがネット上で発表している「ミリオンぶっく」の発行部数を基に、絵本累計発行部数TOP10をご紹介します。
名作ぞろいの10作品、何冊知っているか数えてみてください!
※全国の書店店頭でも「ミリオンブック」が配布されています。今回はネット上の数値を基にしたため、配布されている「ミリオンブック」とは、発行部数や順位に差があることがあります。
いないいないばあ
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いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本) (日本語) 単行本 – 1967/4/15松谷 みよ子 (著), 瀬川 康男 (イラスト)童心社
まずは700万部突破の「いないいないばあ」を振り返ってみましょう。
1967年に発売され、たくさんの親子に愛されている「いないいないばあ」は、「ねこ」や「くま」がいないいないばあをするシンプルな絵本です。
絵を担当している瀬川康男さんは他にも「いいおかお」や、「もうねんね」などの挿絵も担当されています。
シンプルなのに深みのある優しい絵で、松永みよ子さんの文体ともぴったり合っていますよね。
「いないいないばあ」以外の松永みよ子さんの作品は、こちらで詳しくご紹介しています。
ぐりとぐら
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ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集) (日本語) ハードカバー – 1967/1/20なかがわ りえこ (著), おおむら ゆりこ (イラスト)福音館書店
ある日道の真ん中で、大きな卵を見つけたぐりとぐら。
これを使ってカステラを作ろうと思いつきます。
二人は上手に作れるでしょうか?
お料理と食べることが大好きな二人の最初のお話です。
ぐりとぐらのカステラは、いろいろなところでレシピが紹介されていたりして、とても人気があります。
ところでどちらが「ぐり」でどちらが「ぐら」か知っていますか?
答えは表紙に隠れていますよ!
はらぺこあおむし
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はらぺこあおむし (日本語) ハードカバー – イラスト付き, 1976/5/1エリック=カール (著), もり ひさし (翻訳) 偕成社
エリック・カールの「はらぺこ あおむし」は、グッズもたくさん販売されている、大人気の1冊です。
色々な食べ物を食べてだんだんと成長していくあおむし。
最後にあおむしが変身した姿は、カラフルで目を奪われます。
実はボードブック版はこれとは別に273万部を売り上げています。
他にもいろいろな大きさの「はらぺこあおむし」が販売されているので、すべて合わせると700万部は突破しているのかもしれません。
しろくまちゃんのほっとけーき
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しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん) (日本語) ハードカバー – 1972/10/15わかやま けん (著)こぐま社
しろくまちゃんがほっとけーきを作ります。
卵を割る、牛乳を入れる…フライパンで焼く。
ぽたあん・どろどろ・ぴちぴち…。
フライパンの上でどろどろのホットケーキが変わっていく様子は、とってもリアル。
こちらのホットケーキも、ぐりとぐらのカステラと同じように、とても有名ですね。
見開きいっぱいに焼ける様子を見ると、実際に自分が作っているところが目に浮かぶようです。
この絵本を参考に子どもとホットケーキを焼くのも楽しそうです。
しろくまちゃんがほっとけーきを作ります。
卵を割る、牛乳を入れる…フライパンで焼く。
ぽたあん・どろどろ・ぴちぴち…。
フライパンの上でどろどろのホットケーキが変わっていく様子は、とってもリアル。
こちらのホットケーキも、ぐりとぐらのカステラと同じように、とても有名ですね。
見開きいっぱいに焼ける様子を見ると、実際に自分が作っているところが目に浮かぶようです。
この絵本を参考に子どもとホットケーキを焼くのも楽しそうです。
てぶくろ
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てぶくろ (世界傑作絵本シリーズ) (日本語) 大型本 – 1965/11/1エウゲーニー・M・ラチョフ (イラスト), うちだ りさこ (翻訳)
おじいさんが落とした片方の手袋が、物語の始まりです。
その手袋を最初に見つけたのは、ねずみ。
ねずみは、手袋の中に住むことにします。
次に来たのはカエル。
カエルも、一緒に住むことにしました。
こうしてどんどん増えていく住人。
小さな手袋に、こんなに大きくても入れるの?と心配になるような動物が次々に現れます。
次はどんな動物が現れるのか?ちゃんと手袋に入れるのか?
子どもは、はらはらしながら物語を聞いていることでしょう。
おおきなかぶ
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おおきなかぶ (日本語) 大型本 – 1966/6/20A.トルストイ (著), 佐藤 忠良 (イラスト), & 1 その他 福音館書店
知らない人はいないんじゃないかというほど有名なこの絵本。
「おおきなかぶ」は、実はロシアの昔話です。
おじいさん・おばあさんたちが、みんなで協力して大きなかぶを抜こうと奮闘します。
幼稚園の発表会でもよく披露されますね。
誰しも一度ぐらいは「うんとこしょ、どっこいしょ」と真似したり、見たことがあるのではないでしょうか?
ねないこだれだ
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ねないこだれだ (いやだいやだの絵本) (日本語) ハードカバー – 1969/11/20せなけいこ (著, イラスト)福音館書店
次にご紹介するのは、独特の雰囲気があるせなけいこさんの「ねないこだれだ」です。
この絵本を雰囲気たっぷりに読み聞かせると、子どもが緊張しながら聞いているのを感じます。
もしかしたら怖くて苦手だという子どももいるかもしれません。
早く寝ろ~という、お父さんお母さんの願いが込められた絵本のような気もしますね。
お休み前の読み聞かせにもおすすめです。
ぐりとぐらのおきゃくさま
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ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本) (日本語) 単行本 – 1967/6/1なかがわ りえこ (著), やまわき ゆりこ (イラスト)福音館書店
ぐりとぐらの絵本シリーズがもう一冊ランクインしました。
ある日雪の上に、大きな足跡を見つけた二匹。
その足跡は、何と二人の家の前まで続いています。
その足跡はいったい誰のものなのか?
二人の家で、何をしているのか?
読んでみてのお楽しみです。
実はその足跡の主は、子どもたちが大好きなあの人!
いくつかのヒントをもとにして、親子で想像しながら読んでいくと楽しいですよ。
きんぎょが にげた
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きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ) (日本語) ハードカバー – 1982/8/31五味 太郎 (著)福音館書店
五味太郎さんの「きんぎょがにげた」は、逃げだした金魚がどこにいるのか探す参加型絵本です。
小さな子どもでも、食い入るように絵本を見つめて、逃げた金魚を探します。
子どもに、楽しみながら集中力を身に着けさせるのにぴったりの絵本です。
じゃあじゃあびりびり
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じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん) (日本語) ボードブック – 2001/8/27まつい のりこ (著)偕成社
「じゃあじゃあ びりびり」は、典型的なオノマトペ絵本です。
おしゃべりをするようになるころの赤ちゃんは、オノマトペが大好き。
犬の「わんわん」水の「じゃあじゃあ」など、オノマトペの初歩を自然と学べます。
赤ちゃんのファースト絵本としてもおすすめです。
TOP10に名前を連ねた絵本の数々、その中で何冊ご存じでしたか?
どの絵本も長年愛されてきた名作ぞろい。
きっとお気に入りの一冊が見つかりますよ!
ぜひ親子で大人気絵本の世界を楽しんでください!
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