2020年日本絵本賞受賞作品発表!受賞者にはお笑い芸人のあの人も!?

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1.日本絵本賞とは

「日本絵本賞」とは、公益社団法人全国学校図書館協議会が、1995年より実施しています。
通常1年間に刊行された絵本が対象ですが、今回は移行期間として、2018年10月~2019年12月までの1年3か月の間に刊行された絵本が対象になりました。      
全国SLA選定委員会が選定した絵本が1,165点。最終的にその中から、30作品が選ばれました。
どの作品が選ばれてもおかしくない、興味深い絵本ばかりです。       

・あのねこは 石津ちひろ 文 / 宇野亞喜良 絵 フレーベル館            
・おおかみのおなかのなかで マック・バーネット 文 / ジョン・クラッセン 絵 / なかがわちひろ 訳  徳間書店
・きょうふのしりとり 武田美穂 作 ほるぷ出版                  
・金の鳥  ブルガリアのむかしばなし 八百板洋子 文 / さかたきよこ 絵 BL出版
・くもとそらのえほん 五十嵐美和子 作・絵 / 武田康男 監修 PHP研究所
・くろいの 田中清代 さく 偕成社
・こくん 村中李衣 作 / 石川えりこ 絵 童心社                  
・ゴロゴロゴロゴロ あきびんご 作 くもん出版                  
・ころべばいいのに ヨシタケシンスケ 作 ブロンズ新社              
・自転車がほしい! マリベス・ボルツ 文 / ノア・Z・ジョーンズ 絵 / 尾高薫 訳 光村教育図書
・しゅつどう!しょうぼうたい 鎌田歩 作・絵 金の星社
・しろとくろ きくちちき 作 講談社
・セミ ショーン・タン 著 / 岸本佐知子 訳 河出書房新社             
・タタタタ りとうようい 作・絵 鈴木出版
・たてる こうじのえほん サリー・サットン さく / ブライアン・ラブロック え / あらやしょうこ やく 福音館書店
・たぬきのひみつ 加藤休ミ 作 文溪堂
・たまたまたまご 内田麟太郎 文 / 北村裕花 絵 文研出版     
・どうぶつABCえほん 安江リエ 文 / 降矢なな 絵 のら書店           
・ドラゴンのお医者さん ジョーン・プロクターは虫類を愛した女性 パトリシア・バルデス 文 / フェリシタ・サラ 絵 / 服部理佳 訳 岩崎書店                
・なまえのないねこ 竹下文子 文 / 町田尚子 絵 小峰書店             
・ぱんつさん たなかひかる 作 ポプラ社
・ヒキガエルがいく パク・ジォンチェ 作 / 申明浩, 広松由希子 訳 岩波書店
・写真科学絵本 ひとすじの光 ウォルター・ウィック 文・写真 / 千葉茂樹 訳 / 佐藤勝昭 監修 小学館    
・ほうさんちゅう ちいさな ふしぎな 生きものの かたち 松岡篤 監修 / かんちくたかこ 文 アリス館
・みらいのえんそく ジョン・ヘア 作 / 椎名かおる 文 あすなろ書房
・めをとじてみえるのは マック・バーネット ぶん / イザベル・アルスノー え / まつかわまゆみ やく 評論社
・もしもだるまにであったら 山田マチ 作 / 福島モンタ 絵 あかね書房
・ゆげゆげ~ さいとうしのぶ 作・絵 教育画劇                  
・ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家 エイミー・ノヴェスキー 文 / イザベル・アルスノー 絵 / 河野万里子 訳 西村書店
・るすばんかいぎ 浜田桂子 作 理論社

どの絵本も魅力的な作品ばかりの30作品。

そんな中でも注目していたのは、ヨシタケシンスケさん。
あれだけ人気があっても、今まで受賞したことがなかったのです!                     
さらに過去何度も日本絵本賞を受賞しながらも、大賞をまだとっていない内田麟太郎さんが初の大賞を受賞するのか?
はたまた、たなかひかるさんが芸人初の快挙を起こすのか、大賞の発表が楽しみなラインナップでした。
さてそんな中で受賞した4作品をご紹介します!          

第25回日本絵本賞大賞「くろいの」作:田中 清代

くろいの

出典元:Amazon

くろいの (日本語) - – 2018/10/11田中清代 (著) 偕成社

めでたく大賞を受賞したのは、田中清代さんの「くろいの」!
女の子の前に現れたなんだかわからない「くろいの」。         
ほかの人には見えていないらしい「くろいの」の後をついていくと、不思議な場所へ連れていかれて……。

今までの田中清代さんの作品とは違うモノトーンの素朴で落ち着いた絵。                
その中に一度見ると目が離せなくなるような「くろいの」がちょこんと座っていたり、おどけたような顔をしたり。  
チャーミングなキャラクターはさすが田中清代さんといった感じです。
   
実は近くに「くろいの」がいるんじゃないかときょろきょろ探してしまいそうです。  
我が家の小学生の娘も、くせになるといって何度も手にとっては読んでいます。

日本絵本賞「なまえのないねこ」作:竹下 文子 絵:町田尚子

なまえのないねこ

出典元:Amazon

なまえのないねこ (日本語) 大型本 – 2019/4/25竹下文子 (著), 町田尚子 (イラスト) 小峰書店

さまざまな種類の猫が出てくるこの作品。
猫の表情がくるくるとかわり、話はしないもののどんな性格をしているのかも想像できそうなリアルさ。後半に出てくる名前のない猫のアップの顔は、今にも瞬きしそうなほどです。
                              
名前のない猫はその中でも誰にも飼われていない猫です。      
ほかの猫や犬には名前があるのに、自分に名前がないことを気にして、自分の名前を探します。でも本当に欲しかったのは名前ではなくて……。

題名から、なんとなく悲しいお話かなと想像するかもしれません。     
しかし猫好きには、とくにおすすめできる一冊です。    

日本絵本賞「金の鳥 ブルガリアのむかしばなし」八百板洋子 文 / さかたきよこ 絵

金の鳥

出典元:Amazon

金の鳥 (世界のむかしばなし) (日本語) 単行本 – 2018/12/20八百板 洋子 (著), さかた きよこ (イラスト) BL出版

選ばれた4作品の中では、一番読み応えのあるこの作品。
表紙の大きな金の鳥が幻想的で美しく、とても印象的です。

不思議な木の実を食べてしまった金の鳥を探して、旅に出る3人の王子。
一番下の勇敢な王子は途中パンをあげた見知らぬおじいさんに助けられながら、金の鳥を探します。

主人公の王子は、失敗をしながらも果敢に目の前の困難に向かう心優しい青年です。
正直なその姿は、読者に勇気を与えてくれます。

日本の昔話とは一味違ったブルガリアの昔話、一度手に取ってみてはいかがですか?

日本絵本賞「ぱんつさん」作:たなか ひかる

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