実は本当の双子!絵本作家田島征彦さんと田島征三さんの魅力~おすすめ絵本7選~

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④ じごくのそうべえ 作:田島征彦

じごくのそうべえ

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じごくのそうべえ (童心社の絵本) (日本語) 大型本 – 1978/5/1たじま ゆきひこ (著)童心社

田島征彦さんの作品は、型絵染(かたえぞめ)という技法で布に描かれています。
力強い絵は今にも飛び出して動き出しそうなほど。
田島征彦さんの代表作と言えば「じごうくのそうべえ」です。独特の技法が、最大限生かされた絵本ではないでしょうか。

この絵本は上方落語「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」を元に書かれています。テンポのいい関西弁は読み聞かせにもぴったりです。
綱渡りをしていたそうべえは、うっかり足を踏み外し落ちてしまいます。
目を覚ますと見知らぬ場所にいたそうべえ。そこは地獄へ向かう道の途中でした。
出会った「歯ぬきしのしかい」「いしゃのちくあん」「やまぶしのふっかい」とともに、地獄で大騒動を巻き起こします。
はたして4人は地獄から戻れるのでしょうか?

この本はシリーズ作品になっており現在まで、6冊出版されています。
そうべえが巻き起こす、ハラハラドキドキの大騒動に引き込まれることうけあいです!

⑤ てんにのぼったなまず 作:田島征彦

てんにのぼったなまず

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てんにのぼったなまず (日本傑作絵本シリーズ) 大型本 – 1985/11/30たじま ゆきひこ (著)福音館書店

農作業もせずに絵を描いてばかりのおじいが、海辺の村に住んでいました。
ある日その村を大地震と大津波が襲います。
家も人も流され、大切にされていた田畑も海水の影響で何も育たなくなってしまいます。
元気がない子どもたちのために、おじいがふんどしに描いたなまずの絵が最後に起こす奇跡とは?

大きななまずが、本当に優雅に泳いでいるように見えるのが印象的です。

この本は東日本大震災よりはるか昔に描かれた絵本ですが、驚くほど震災で見た光景とそっくりな描写が並びます。
当時を思い出してぞっとすることもあるのですが、最後はおじいの起こす奇跡に心が救われる絵本です。

⑥ ふしぎなともだち 作:田島征彦

ふしぎなともだち

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ふしぎなともだち (日本語) 大型本 – 2014/6/27たじま ゆきひこ (著)くもん出版

小学2年生の冬休み主人公のゆうすけくんはある島へ引っ越してきます。そこで出会った不思議な男の子やっくん。
みんなとは少し違う行動をするやっくんに最初は驚きますが、次第に接し方を学んでいきます。
出会いから、大人になるまでの男の子二人の、心のつながりを描いています。

実はやっくんは自閉症。
周りの友達はやっくんのことをよく理解していて、何かあっても冷静に対応します。
まるで逆上がりができない子を横から支えてあげるとか、背が低い子のために高いところのものを取ってあげるとか、それぐらい自然な行動です。
子どもは何の意識もせずに「障がい」=「個性」と捉えているのかもしれません。
「自閉症」という言葉自体が、子どもたちには必要ないのです。
だからこそ題名が「ふしぎなともだち」なのでしょう。

⑦ ふたりはふたご 作:田島征彦・田島征三

ふたりはふたご

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(日本語) 大型本 – 1996/5/1田島 征彦 (著), 田島 征三 (著)くもん出版

田島征彦さんと田島征三さんのはじめての合作絵本です。
ゆきちゃんとせいちゃんは双子の兄弟。
2人で仲よく遊びますが、いつでも仲がいいわけではありません。時には取っ組み合いのけんかをすることも。
でもお互いが気になる二人は、すぐに仲直り。

双子ならではのあるあるが、たくさんちりばめられたほほえましい絵本です。
高知県で育った二人の少年時代も、こんな感じだったのかもしれませんね。
どの部分をどちらが書いたのか、見比べながら読んでも楽しめますよ。

さいごに

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